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蝙蝠の、

 
月に蝙蝠🦇
 
コウモリは長生きで
エボラウイルス、
ニパウイルス、
SARS、
MERS
コロナウイルスと
ヒトや動物に感染すると
重篤な症状を引き起こすさまざまな病原菌の宿主としての存在。
 
コウモリが、病原菌を体内に宿すことができる仕組み
 
コウモリは、
特別な炎症を抑制する能力にある
 
通常、病原菌が体内に侵入すると、炎症反応が生じます。
ヒトは、炎症反応を感染と戦う手助けになります。
 
炎症反応は、過度に働くと、感染によって生じたダメージを加速、加齢にともなう病気を引き起こす。
 
研究は、RNAウイルスに対する、コウモリ・マウス・ヒトの免疫細胞の反応を比較、
 
結果、ヒトやマウスと比べて、
コウモリは、タンパク質NLRP3(ストレスや感染を撃退する身体反応を誘発する炎症感知装置として働く)値が、
極めて低いことが判明。
 
コウモリは、NLRP3の生産プロセスの中の重要なステップである「転写プライミング」少ないことも判明。
 
転写プライミング
遺伝子の発現を制御するタンパク質
の転写因子同士の働きを指す。
 
コウモリの特質として
NLRP3を不活発化することである
 
中国固有の小型のコウモリ
特性が進化の過程で遺伝的に保存され。
 
コウモリは、
感染と戦う能力を高めるのではなく、耐える能力を発達させてきた
 
炎症反応をあえて抑えることによって、生き残ってきた
 
逆転の耐性であるコウモリから、
 
ヒトは、伝統的に行われてきた
病原菌に対抗するアプローチから、
 
より広い症状に対抗アプローチにシフトするためのヒントが隠れていること
 
病原菌をやっつけるのではなく、
 
静かにそれに耐えることで生き延びる
 
暗闇の中を生きる
コウモリの、静やかな生き方
 
発想の逆転を、
 
グリーンエムアンドジャパン株式会社
 

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