有機溶媒が必要な難燃剤の乳化に取り組みました
難燃剤とは読んで字の如く、燃えにくくする機能剤でありプラスチック、電化製品ゴム、建材などに使われています。しかしアルコールやアセトンといった有機溶媒を用いないと溶けない性質であり、やはり人体や環境にいい影響を与えるものではありません。となると、安全性の高いものへの転換が必然的に求められることになり水溶性、水系に対応した製品となりうる、難燃剤の乳化の依頼をいただきました。
食品用乳化物で培った技術を応用し、ご依頼時の難燃剤の希望含有数値の3倍近くを乳化させることに成功し、当社の実績アップ、乳化技術の向上へとつながりました。